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あのポスターを大学で見るとは・・・

by ナカムラ | 2003.05.30 02:58:17 | コメント (4)

aka-s.jpg

正直、このポスターを大学の掲示板で見つけたときにはひいてしまった。
なんともいえないわびしい気持ちというか、やるせなさというか。
何のために吐き気のするような気持ちの悪い、毒々しい色のポスターを
見なければならないのか・・・。

せっかくなので、俺の通ってる某大学におけるこの辺の事情についてちょこっと。

3月頃にJASRACやらレコ協やらACCSやらがウチの大学にも来たらしい。
んで、いろいろ言って帰ったようでして。

それが契機となって学内の各方面から学生・教職員に対して警告のメールが
届くようになりました。学部長名義のメールが届いた時にはさすがにどうしようかと。
実際大学としては、原則として違法行為を行った学生に対して停学・退学等の
厳しい処分を取ったようです。

さて、WinMXやWinny等を使ったこれらの「犯罪」が行われるのは、主に研究室での
ネットワークが中心のようです(情報処理センターや図書館では管理が厳しいので
まず考えにくい)。研究室のネットワークは各研究室ごとで独自に管理されており、
管理者の質によってネットワークの制約は様々です。
そんなわけで、比較的管理の甘い研究室を中心にMXやnyが日常的に使われていたようで。

そんな学生の意識はというと、おそらく「違法」という認識はあったものの、
どの程度の犯罪ということになっているか?という点では知識が欠けていたようです。
また、「バレないだろう」という意識があったのも間違いないでしょう。
(実際にはアクセスログはバッチリ記録されていますから、やっていた学生は速攻で
わかっちゃいました)。

それでも、新しく研究室に所属した学生は、事態の深刻さを理解しておらず、
場合によってはMXやnyをまだ使ってる、なんてこともあったり。
(もちろん、違法行為に対しては処分が行われているようです)。

いずれにせよ、この問題によって大学のネットワークの利便性が損なわれることだけは
勘弁していただきたい。と同時に、本来はこれらの問題は「最初から大学が主体的に
解決すべき問題であって、なぜJASRACやレコ協、ACCSに言われるがままに動いてるのか?」
という点が非常に残念に思う今日この頃。

そしてあの悪趣味なポスターを毎日見なければならないと思うとどうにもならない気持ちで・・・。

コメント

nyやMXを用いて違法行為が行われているケースがあるのは事実でしょうし、違法行為を行った人間に対しては処罰がされるべきかと思います。
ただ気になる事が1つあります。コンテンツを提供する側であるレーベル各社は本当に魅力的なモノを提供できているのでしょうか?競合する娯楽産業をきちんと認識しているのでしょうか?
あと、消費者が所持しているお金は有限はずなんですが、いつまでも売上が右肩上がりになるものと考えている方々もいらっしゃるようで…

by: 匿名希望 | 2003.05.31 13:00:52

コメントありがとうございます。

たぶん上にあげた大学のケースってレアケースじゃないと思うんですよ、どこの大学でもやってそうなこと(犯罪を推奨するわけじゃないですよ!)。ってことはそこには需要があるわけで(要は研究生はヒマだから)常時接続を利用した音楽配信(試聴)サービスのひとつも始まってもおかしくないはずなんですけどね・・・。

なかなか先に進まないのは、旧態依然とした業界の体質が影響しているようで、新しい考え方に対して今までの定規で測ろうとするためになかなかうまくいかないようです(例えば印税の割り振り方とか、そういう話で)。

by: ナカムラ | 2003.06.04 03:03:46

あんなもの作るなら, その手間で違法行為したヤツを捕まえればいいのに。

by: Mizuty | 2003.06.09 14:05:16

まぁ、大学巡りはそれ相応の効果をもたらしてる(大学ではやらなくなった)みたいですが、啓蒙活動としての効果はないみたいですね(家でやるから)。

ただ、実際P2Pによる流通を止められるか、というと多分無理じゃないかと。それならば、いっそのことP2Pを生かした売り方っていうのもあっていいかも。一概に敵視してるだけじゃ進歩はないような。

by: ナカムラ | 2003.06.23 15:29:33
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